今回のご依頼は付着してから5か月ほど経っているコーヒーのシミです。

コーヒーはお茶同様ご家庭のお洗濯ではおとしにく部類のシミですね。おちにくい理由は苦みの成分で、植物に含まれているタンニンが邪魔をするためです。

お茶に比べてコーヒーはお砂糖やミルク、シロップなどいろいろなものを混ぜて飲むことが多いためか、何パターンか試しておちることが多いように思います。もちろん、お茶でも茶葉からいれた成分の濃いものはおちにくかったり、日常で飲むことが多いのにこぼしてしまうと厄介なシミ達です。

そして今回のコーヒーは付着してから時間が経っているため、付着して間もないコーヒーに比べると変化が進み、状態も変わっていると思います。長期戦になりそうだなあと思いつつシミ抜きスタートです(‘◇’)ゞ

予想通りの曲者でした。生地も分厚いのでなかなかおちない!

シミ抜きで少し生地の染色を損ねてしまったので色修正でもとの色に近づけて完成です!これならまた使用できると思います(^^)

ついて間もないシミなら高確率で何とかできますが、おちないシミの多くは付着してから時間が経っています。

やっちゃった!と思ったら覚えているうちにおとしておきましょう(^^)/