今回のご依頼はボールペンが入ったまま、お洗濯をしてしまったインクの爆発事故です。

シミ抜き事例でもこれまでに何度か載せましたが、最近インクの破裂事故やってこないなと思っているとやってきます。

近年ではドラム型の洗濯機も普及して、ご家庭での乾燥も簡単にできるようになりました。乾燥ができるのはドラム型洗濯機の強みでもありますが、このような事故も増えます。

一緒に洗ってしまったボールペンが壊れるのは、洗濯のときよりも乾燥のときの方が圧倒的に多いです。

ドラム型洗濯機の中の衣類はドラムが回ることによって、上から下へ落ちることを繰り返します。洗いのときは水の上に落ちるタタキ効果により汚れが落ちますが、乾燥のときはクッションとなる水がありません。

何度もドラムにうちつけられるうちにポケットに入ったままのボールペンが割れてしまいます。

もちろんボールペンが割れてしまうほどのダメージを衣類がうけているわけですから、薄いボタンや装飾品などがついている衣類を乾燥するのは避けた方がよいかもしれません(*_*)

お洗濯をする前には、ポケットに何も入っていないことを確認してから洗う習慣をつけましょう(‘◇’)ゞ