新学期が始まる前は、ずっと学生服のシミ抜きに囲まれていましたが、その中でも多いのが絵の具のシミです。

近頃はインターネットで調べるとたくさんの情報が出てきて便利だと思います。絵の具のおとし方もたくさんでてきます。

だいたいは〇〇でとれると書いてあると思いますが、ここで少し考えていただきたいのが〇〇でおとすことができるということではなく、

「その〇〇はこの生地につけてもいいのか?うまくすすぎ落とせるのかな?」ということなんですね。

絵の具ならご自宅でも手に入ることからアルコールを含むものがおススメされていますが、アルコールをつけてしまうと絵の具が生地から離れて、生地にはアルコールと絵の具の両方が付着した状態になります。

この両方をうまくすすぎ落とせて初めてキレイになりますが、ご自宅ですすぐ場合、台所用の洗剤などを使用してぬるま湯でじゃぶじゃぶするくらいでないとキレイにすすぐことが難しいと思います。

今回の事例のお洋服はウールを含むプリーツスカートです。これをもしご自宅ですすぐためにお水につけるとプリーツの折り目は緩み、全体にしわしわになってしまい、アイロンでなおすのも一苦労でしょう。

たくさんの情報を目にするかと思いますが、「シミを付着させてしまったお洋服は何か?」ということも大事だということを頭の隅に置いていただけると幸いです(^^♪