今回は学生さんからのご依頼です。このホームページの学生服のシミ抜き事例を見てくれたそうで、なんとお隣の町からお越しになりました。遠かったことでしょう( ;∀;) 本当に嬉しく思います!

さて、ご期待にお応えしないといけませんね!

貼っているお写真は漂白後に撮ったものですが、この制服にはポケットにヘアピンのサビが付着していました。

漂白してもサビはそのまま残っていますね。サビは漂白でとれることはありません。ご家庭のお洗濯で付着して間もないはずなのにとれない赤茶色のシミの正体はサビかもしれません。

ご家庭でサビをおとすには酸性のものでおとす。と目にしますが、おそらく完全にとることは難しいと思います。サビは薄くなっても時間とともにまたサビてきてしまう特徴をもちます。

どうしても明日着ていかなくてはならないような急を要する場合の応急処置としてはいいかもしれませんが、お洋服の中には酸性に弱い繊維のものもたくさんあります。ご家庭でも入手できるようなクエン酸やお酢は濃度にもよりますが、なかなかの酸性の値を示すため、着用後はしっかりシミ抜きすることをおすすめ致します(^^)/

今回のようにホームページを見て遠方よりお越しのお客様は少し前までは考えられませんでしたが、それが今では少しずつ増えてきて感謝でいっぱいです( ;∀;) 少しでも多くの方からのご期待に応えられるよう精進しなければいけませんね( `ー´)ノ