今回のご依頼は血液のシミです。

誰しも怪我はしたくないものですが、予期せぬ事故は起こるもので、血液がお洋服についてしまうことも珍しいことではありません。

ご家庭でも洗えるお洋服であれば、ついた血液はすぐに洗うと多くの場合おちると思います。

ご家庭では洗うことが難しいスーツであっても、付着したばかりの血液で少量なら簡単におとすことができます。

では、なぜシミ抜き依頼に血液が多いのかというと、血液は少し時間がたってしまうと洗っただけではとれなくなってしまうからなんです”(-“”-)”

お写真を見てください。見慣れていないとこれが血液かな?とは思えないような見た目ですよね。

動物の体液には必ずタンパク質が含まれていて、このタンパク質がシミ抜きにおいて最大の邪魔者なんです。

このタンパク質は時間が経過するにつれて、お写真のように輪のふちがくっきりしてきます。このふちが濃いほど時間が経過しています。

血がついたから一度洗ったけど何かが残っている。。。まあいっか、薄くなったし。と放置しておくと、だんだん洗いでおとしきれなかったタンパク質が時間とともに濃くなっていくわけです(´・ω・`)

こうなってしまったらご家庭でキレイにするのは難しいので、シミ抜きの依頼をおすすめ致しますよ(‘ω’)ノ