今回のご依頼は、汗によって色が変わってしまったところの色修正です。
このようにもともとはピンクっぽい色なのに緑色っぽくなっているのは、汗が緑色に変化したわけではなく、汗の成分と紫外線の影響をうけて、衣類の染料を壊してしまったことが原因です。
自分の汗は時間がたてば緑色になるんだ、、、なんてことはありませんので安心してください(*_*)
こうなってしまった衣類はお洗濯してもシミ抜きをしても元に戻ることはありません。
この緑色の上に色を塗って、もとのピンクっぽい色に近づけてあげる必要があります。
色修正はどこのクリーニング店でもできるわけではないので、まずはできるかどうかを尋ねてみてください。
そしてこの色修正には注意点があります。
「変化してしまった色をまた元に戻す技術」と言えば聞こえはいいですが、決して新品の状態に近づくわけではありません。
一度失ってしまった色はもう元には戻りませんし、きっちり染色されていた新品の頃より、塗った色というものは弱いものになります。何度も洗えば少しずつ塗った色もとれてきてしまうんですね(´・ω・`)
もう着ることはできないと思っていたお洋服を手助けして、もう少しだけ頑張ってもらう技術が色修正だと僕は思っています。
例えば、色修正ができるクリーニング店が少ないから色修正は調べて出てきたお店にお願いして、クリーニングするときは最寄りのお店にお願いしたとしましょう。
洗えば洗うほど塗った色はとれます。でもクリーニングをしたお店は決して悪くないんです。
このようなことがあるので、色修正に関して同業者の方の中には批判的な方もいるんですね。
それでも諦めていたものがまた着られるとお客様は喜んでくれるんです。それだけで僕は色修正を学んでよかったと思っています(^^)
色修正をしたお洋服をクリーニングに出すときは、色修正がしてあることを伝えてくださいね。