今回のご依頼はチョコレートのシミです。
少し前に事例としてあげた溶けた飴のシミと似たパターンですが、飴とチョコレートは温度をかければ溶けるという点では似ていますが、溶かしてとろうとしても飴のようにはいきません。
飴に比べて低い温度でチョコレートは溶けるため、溶かすのは簡単ですが、飴よりもたっぷり油分を含んでいるため、その油分が邪魔をします。
チョコレートもいろいろな味があり、ミルクを多く含むとその分、油分を多く含みます。
この油分をおとすために、ご家庭で洗うなら食器洗い用の洗剤を使用したらいいとされているわけですね。
それでもとれないということは、食器洗い用の洗剤ではおとしきれない油分だということなので、クレンジングオイルや、ベンジンを試してみるよりは、シミ抜き依頼をした方がいいかもしれません。
そのままの状態のチョコレートをおとすことは簡単なのに、クレンジングオイルやベンジンも使ってしまうと、とらなければならないシミが増えてしまいますよ(‘◇’)ゞ